この記事では、映画『タイタニック』を鑑賞した感想を書いています。
ネタバレを含んでいるので、「具体的な内容はまだ知りたくない」という場合は、あらすじまで読んで戻るボタンを。
『タイタニック』を観た個人ブログの映画レビューを読んでみたい場合は、先に進んで読んでみてくださいね。
映画『タイタニック』の基本情報
作品名 | 『タイタニック』 |
原題 | Titanic |
映画監督 | ジェームズ・キャメロン |
脚本 | ジェームズ・キャメロン |
音楽 | ジェームズ・ホーナー |
撮影 | ラッセル・カーペンター |
主題歌 | 「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」セリーヌ・ディオン |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
製作国 | アメリカ |
タイプ | 洋画 |
上映時間 | 194分 |
公開日(日本) | 1997/12/20 |
映画『タイタニック』の登場人物・キャスト
登場人物 | キャスト | 日本語吹替 |
---|---|---|
ジャック・ドーソン | レオナルド・ディカプリオ | 松田洋治 |
ローズ・デウィット・ブケイター | ケイト・ウィンスレット | 日野由利加 |
キャルドン・ホックリー | ビリー・ゼイン | 山寺宏一 |
モリー・ブラウン | キャシー・ベイツ | 谷育子 |
ルース・デウィット・ブケイター | フランシス・フィッシャー | 小沢寿美恵 |
ミセス・カルバート | グロリア・スチュアート | 佐々木すみ江 |
ブロック・ロベット | ビル・パクストン | 石塚運昇 |
スミス船長 | バーナード・ヒル | 大木民夫 |
スパイサー・ラブジョイ | デビッド・ワーナー | 青森伸 |
トーマス・アンドリューズ | ヴィクター・ガーバー | 納谷六朗 |
ブルース・イズメイ | ジョナサン・ハイド | 土師孝也 |
リジー・カルバート | スージー・エイミス | 山像かおり |
ルイス・ボーディーン | ルイス・アバナシー | 池田勝 |
ボビー・ビュエル | ニコラス・カスコン | - |
アナトリー | アナトリー・M・サガレビッチ | - |
ファブリッツィオ | ダニー・ヌッチ | 檀臣幸 |
トミー・ライアン | ジェイソン・ベリー | 吉田孝 |
マードック次席一等航海士 | ユアン・スチュワート | 田原アルノ |
ロウ五等航海士 | ヨアン・グリフィズ | 後藤敦 |
ライトラー二等航海士 | ジョニー・フィリップス | 諸角憲一 |
ワイルド主席一等航海士 | マーク・リンゼイ・チャップマン | 石塚運昇 |
ロー操舵手 | リチャード・グラハム | - |
ヒッチェンズ操舵手 | ポール・ブライトウェル | 落合弘治 |
ベイリー主任 | ロン・ドナキー | 池田勝 |
ジョン・ジェイコブ・アスター4世 | エリック・ブレーデン | - |
アーチボルド・グレイシー大佐 | バーナード・フォックス | 佐々木梅治 |
ベンジャミン・グッゲンハイム | マイケル・エンサイン | - |
オベール婦人 | ファニー・ブレット | - |
母親のアイリッシュ | ジェニット・ゴールドスタイン | - |
ヘルガ・ダール | カミラ・O・ローズ | - |
ダフ・ゴードン卿 | マーティン・ジャーヴィス | - |
ゴードン卿夫人 | ロザリンド・エアーズ | - |
トゥルーディ・ボルト | エイミー・ガイパ | 岡本章子 |
ロシズ伯爵夫人 | ロシェル・ローズ | 北條文栄 |
ウォレス・ハートリー | ジョナサン・エヴァンス=ジョーンズ | 伊藤和晃 |
バート・カートメル | ロッキー・テイラー | - |
フリート見張り番 | スコット・アンダーソン | 柳沢栄治 |
リー見張り番 | マーティン・イースト | 星野充昭 |
ハロルド一等通信士 | クレイグ・ケリー | - |
ベル機関長 | テリー・フォレスタル | 塚田正昭 |
バレット火夫長 | デレク・リー | 北川勝博 |
映画『タイタニック』のあらすじ
1912年、新天地アメリカを目指し、夢と希望を乗せた豪華客船タイタニック号が処女航海に出航しました。
この航海は、運命的な出会いと恋愛の物語の舞台となります。
画家志望の青年ジャックは、偶然手に入れたチケットで船に乗り込みます。
彼の人生は、上流階級の娘ローズとの出会いによって一変します。
船上での彼らの出会いは、身分の壁を超えた瞬間の魔法のようなものでした。
ローズは家族の期待と社会的地位に縛られた生活からの逃避を夢見ていましたが、ジャックとの恋によって、真の自由と愛の意味を学びます。
2人の間には、次第に強い絆が芽生え、禁断の恋が深まっていきます。
しかし、不沈と言われたこの豪華客船は、皮肉な運命に見舞われます。
航海の途中、氷山に衝突し、タイタニック号は沈没の危機に瀕します。
その中で、ジャックとローズは、愛を守るため、そして生き延びるために必死のサバイバルを強いられます。
彼らの愛は、悲劇的な船の運命とともに、伝説となります。
映画『タイタニック』の予告編動画
『タイタニック』は、ただの恋愛映画ではありません。
それは、愛と運命、そして生と死についての壮大な物語です。
ジャックとローズの愛の物語は、タイタニック号の沈没という歴史的悲劇を背景に繰り広げられ、観る者の心を深く揺さぶります。
船の最後の瞬間までを描いたこの映画は、観る者に忘れられない感動を与えることでしょう。
映画『タイタニック』の感想
映画『タイタニック』は、ただのラブストーリーや悲劇を超えた、深く心に響く作品です。
ジェームズ・キャメロン監督のこだわり抜いた描写は、1912年の豪華客船の姿をリアルに再現し、その中で繰り広げられるジャック(レオナルド・ディカプリオ)とローズ(ケイト・ウィンスレット)の純愛が、観る者の心を強く捉えます。
映画の始まりは、現代のローズがタイタニック号での思い出を語り始めるところから。
この設定自体がすでに胸を打ちます。
貧富の差、身分の違いを超えた二人の愛は、いつ見ても感動的です。
特に舳先での「世界の頂上に立っている」ようなシーンは、映画の象徴とも言える美しさです。
しかし、この映画が単なる恋愛映画で終わらないのは、沈没する船という極限状況で描かれる様々な人間模様にあります。
音楽家が最後まで演奏を続ける姿、老夫婦が最後の瞬間まで寄り添う様子、子供を寝かしつける母親の姿など、多くの登場人物が、それぞれの運命を受け入れる様子が描かれています。
これらは、悲劇の中にも人間の尊厳や愛の深さを感じさせる、忘れがたいシーンです。
ジャックとローズの別れは、言葉にできないほど切なく、美しい。
ジャックが氷で冷たい海水に沈みながらも、ローズに生きることを約束させるシーンは、愛の本質を見せつけられるよう。
そして、老女ローズがタイタニックでの思い出とともに「碧洋のハート」を海に還すラストシーンは、彼女の人生の完結と、ジャックへの永遠の愛を象徴しているように感じられます。
『タイタニック』は、恋愛だけでなく、人間の生と死、愛と別離、そして運命の深淵を描いた作品です。
数ある映画の中でも、特に心に残り続ける名作と言えるでしょう。
映画『タイタニック』はこんな人におすすめ
映画『タイタニック』は、ただのラブストーリーではなく、人生の深さを感じたい人におすすめです。
歴史上最大の船の悲劇を背景に、愛と人間性が織りなすドラマは、心を動かされること間違いなしです。
特に、壮大なスケールの映画が好きな人や、リアルな歴史描写に魅力を感じる人には、この映画の緻密な再現性が心を打つでしょう。
また、純粋な恋愛物語を求める人にも、ジャックとローズの切なくも美しい物語は深い共感を呼びます。
身分や立場を超えた二人の愛は、多くの人の心に永遠の愛の形を刻むでしょう。
映画を見て、人生の意味を再考したいと思う人、日常の中で忘れがちな「生きることの尊さ」を感じたい人にもぜひ観ていただきたい作品です。
『タイタニック』は、恋愛映画の枠を超えて、人間の生きざまを豊かに描き出しています。
この映画は、心に残る感動と、人生について深く考えさせてくれるでしょう。
【まとめ】キュンキュンしたいなら『タイタニック』の恋愛映画を観るのがおすすめ
『タイタニック』は、ただの恋愛映画ではありませんが、キュンキュンしたい人には特におすすめです。
この映画は、ジャックとローズの切ない恋愛物語を、歴史上の悲劇的な船の沈没という壮大な背景の中で描いています。
彼らの愛は、身分や階級を超え、互いに心から惹かれ合います。
特に、船首での有名なシーンや、お互いのために犠牲を払う姿は、深い愛情を感じさせ、胸をキュンとさせます。
しかし、この映画はただのラブストーリーにとどまらず、人間の生きざまや、生と死、愛と別離の深いテーマを扱っています。
豪華なタイタニック号の沈没シーンや、乗客たちのリアルな反応は、観る者に多大な感動と深い洞察を提供します。
恋愛だけでなく、人生の意義や愛の本質について考えさせられるこの作品は、幅広い視点から楽しめます。
ジャックとローズの愛が織りなす物語は、切なくも美しく、観る者の心に深く刻まれるでしょう。
この映画を通じて、愛の多様な側面を感じ取ることができるはずです。
キュンキュンしたい人はもちろん、人生の深い洞察を求める人にも、『タイタニック』は強くおすすめします。